HOME >> 吉岡淳BLOG スローカフェムーブメント
カフェスロー代表吉岡が、自身の活動を通して、「本当の豊かさ」を追求する人々や出来事との出会いを綴ります。

人口350人の島にスローカフェが計画中



新潟県と山形県の県境の沖合いに、人口350人の漁村島がある。手つかずの自然が残る貴重な島、粟島。

元々は上杉藩の領地で、軍馬を飼っていたらしい。その種が絶えて 久しいが、この島を311震災後の新しい自治体モデルにする計画が進行している。電力の自給と脱車社会を目指している。

人口のうちおよそ80%が高齢者で、島にある小中学校の生徒は12 名。典型的な限界集落島である。周囲5キロの島には、たった2つの集落しかない。水田は皆無で、漁業と野菜栽培、それに夏シーズンに釣りや海水浴で訪れる観光客相手の民宿が主な産業。

すでにこの島には住民以外の者は車を持ち込めない。フェリーか水中翼船でしか入れない。不思議なことに、中越地震と今回の東日本地震で島が二度も隆起。隆起した地面が海岸線に沿ってくっきりと白い線を描いていて一目瞭然。


さて、新潟県が推進する新しいモデル自治体の一つとして、島将来の柱は馬のある暮らしの復活とスマートグリッドの導入による自然エネルギーでの自給である。

今年の5月には早速3頭の馬が導入され、コミュニティ馬車の運行やホース・トレッキングやホース・セラピーなどが計画されている。さらに村役場から、島の玄関である港に島の特産品の直売所を兼ねた 「カフェ」の設営を依頼され、4月中旬にNPOインフォメーションセンター代表の寄田勝彦さんと一緒に粟島を訪問した。直売所を兼ねたカフェは、来年度予算で実施される。島では竹が自生しており、竹と藁を使った自然素材のカフェを検討してみたい。

元気な高齢者中心の島に、最新のエネルギーシステムと馬の有る暮らし。 確かに、これからのコミュニティのモデルの一つとして大いに期待が持てそうで、偶然の一致か、カフェスローに何度も来ていた若者一家族がスローカフェができることとは露知らず、埼玉県から今年島に移住してきた。

新しい粟島の歴史がいま始まろうとしている。                       



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