HOME >> 吉岡淳BLOG スローカフェムーブメント
カフェスロー代表吉岡が、自身の活動を通して、「本当の豊かさ」を追求する人々や出来事との出会いを綴ります。

ご挨拶 〜15年目を迎えて



カフェスローは、おかげ様を持ちまして5月22日で15周年をむかえることになりました。
これも一重に、皆さんの暖かい励ましとご協力の賜物と心から感謝しています。

一口に15年と言っても、振り返ってみれば、沢山のエピソードと思い出に満ち溢れた道程でした。オープンした日のことは今も鮮明によみがえってきます。
母体である環境文化NGOナマケモノ倶楽部の仲間たちは勿論のこと、カフェスローとカフェスローから発信する幅広い事柄に共感し、様々な関わりを持って頂いた方たちの支えとご協力があり、30名を超える歴代のスタッフたちの真摯な働き、そして何よりもカフェスローを愛して頂いた全国のお客様があっての、15年です。

海外で活動されている方々からも、つながり応援して下さってきた15年間でした。エクアドルや韓国、オーストラリア、カナダなどたくさんのつながりに、心より感謝致します。カナダの生物学者であるデヴィッド・スズキさんには、来日の際はいつも決まって「カフェスローはどう、うまくいっている?」と第一声お声掛け頂いたり、先日来日したデイビットさんの娘の環境活動家のセヴァン・スズキさんは、15周年のイベントに参加できないことをすごく残念がって下さいました。

またこの15年間に、スローカフェをテーマにしたカフェが全国に増えつつあります。不安定で、不透明な時代の一方で、驚くほど多様な生き方が各地で生まれていることを実感しています。暮らしのあり方を見直し、地球に負荷をかけない生き方の気づきを与えてくれる場として、スローカフェのハブとして、持続可能なカフェを目指して、これからもカフェスローはその役割を担っていきたい、そして各地域でのスローカフェの設立には積極的に応援していきたいと考えています。

いのちを大切する生き方を提案するスロームーブメントの拠点としてのこれからのカフェスローに、引き続き、変わらぬ応援を頂ければ幸いです。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

2016年5月吉日

カフェスロー代表 吉岡淳

 

『 カフェそそど・粟島 』



新潟県の山形との県境沖に粟島という人口350人の島がある。
平均年齢70歳を超える典型的な過疎の島。



そんな島からの要請で、公設民営による島カフェの可能性について打診があり、 一年近くの準備期間をかけて、今年5月2日の「島開き」の日にカフェをオープン。
その名も「カフエそそど・粟島」。”そそど”とは、地元の方言で「ゆっくり」という意味。



この店の経営は、「スロータウン・ネットワーク」が村役場から受託し、カフェスローのキッチンスタッフだった世良健一・さやか夫妻が退職を機にカフェのスタッフとして働いている。島の畑で野菜を栽培しながらカフェで働き、近い将来には出産と子育てを島でやりたいという2人の希望が叶って、楽しい島生活を送っている。




カフェスローと同じく、手作りのストローベールの内装と壁塗り、そして漁船の照明器具を応用したライト、島民から拠出していただいた椅子・テーブルなど島の人々の温かい協力によって、粟島初のカフェが誕生した。





これから夏の最盛期を迎えるが、カフェスロースタッフの有志も夏休みを利用して、カフェそそどの応援に駆け付ける。名実ともにカフェスローの姉妹店として、オーガニック料理とドリンクを提供。カフェの窓から波止場と船の往来が見え、同時に馬車の停留所にもなっている素敵なロケーション。新潟方面に行かれる方はぜひ訪問してほしい。



JR村上から乗り合いタクシーで岩船港へ、そこからフェリーまたは高速船で約1時間。
夏は涼しく、冬は雪がほとんど降らない癒しの島です。

吉岡淳


「スローライフを追求する」〜MUJIキャラバン−日本全国の良い暮らしを探す旅


皆様に賛同、共感頂き、そして支えられ、この5月で12周年を迎えます。
ありがとうございます。


先日、MUJIキャラバン〜日本全国の良い暮らしを探す旅〜にて、「スローライフを追求する」と題して取材頂き、カフェスロー代表吉岡が、前職の日本ユネスコ協会のときの想いや市長選に出馬したときのことはじめ、いろいろお話させて頂きました。

今、世の中に情報はあふれていますが本当に欲しい情報は探さないと得られません。2割以上の人が意思すれば世界は変わると言われますが、自然、人、物の有機的な暮らしの実現のため、その2割の方々との出会いの場でもあるカフェスロー。

「 スローとは、遅さという時間の概念だけではなく、
  自然や人・地域とのつながりを取り戻すという意味です。
  カフェはいわば手段で、ここからどれだけ情報を発信できるかでしょう 」

「 オープンしてから13年目。ようやく周りに認知されてきたところです。多店舗展開ではなく、"続けること"が大事。ここがつぶれたら『スロームーブメントはそんなものか』といわれてしまいますから。Small is beautiful. 奇をてらうことをやるよりも、人々が求めているものの半歩先を行くことを大切にしたいですね 」



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◇MUJIキャラバンwebサイト 
「スローライフを追求する」2013年04月22日 こちら
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2012年夏を振り返って



長くて暑い夏がようやく終わろうとしています。皆さんはどんな夏を過ごされましたか?

カフェスローでは、今年の夏の過ごし方を春から考えていたのですが、毎年一週間程度の夏休みを取っていたのを、思い切って「ホーキ」し、2週間にしました。そのことで省エネにもなり、スタッフがまとまった休みを取ることによって、リフレッシュにもなると考えたからです。

その間、二人のスタッフと、新潟県の粟島で、本保村長からの要請で臨時のカフェを二週間オープンし、来年から本格的に営業が始まる「地場産品の直売所兼カフェ」の試行にあてました。

島民の反応は様々でしたが、多くの皆さんの協力を得て、無事終了。
島にとっては初めてのカフェ、興味津々で、こっそりのぞいていく人もあれば、わざわざ家族で食事する人たちがいたりで、大いに話題を提供しました。



島民350人に、夏季だけで2万人以上の観光客が押し寄せる粟島に、食堂がたったの5軒しかない。民宿に泊まる観光客は良いとしても、キャンプに来る若者たちは食糧持参しないと食事にありつけない状況です。もちろん、コンビニもスーパーもこの島にはありません。それでも準備段階で、既存の食堂関係者の中には、臨時カフェの開店について異議申し立てされることもあったりで、どうなることかと気を揉みましたが、結果は多くの理解を得て売上も当初の目標ラインを超えました。

ちなみにカフェスローが今回展開した食事メニューは、湘南ぴゅあポークのホットドックに、蝦夷鹿のステーキ、 短角牛のキーマカレー。さらに地場産の野菜のハーブソテー。これが結構評判でした。実は粟島には鹿はいないはずが、最近つがいで持ち込んですぐに逃してしまった人 がいて、見つけられず、その結果、いまでは40頭以上に繁殖し、駆除しないと大変なことになる状況になっています。なので鹿料理は近い将来、粟島の郷土料 理になっていかもしれません?!

この秋からカフェスローには新しいスタッフも二人加わり、メニューも新しくなります。
秋の装いで皆さんをお待ちしています。

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・粟島メニューはこちらから→「いざ、粟島へ、カフェ屋台出店!」

・「ホーキせよ!」カフェスロー母体であるナマケモノ倶楽部から311以後の激しい流れを生きる中で、脱力とユーモアを忘れないナマケモノ倶楽部らしい書籍が出版されました。



カフェスローの本を出版いたしました。「しあわせcafeのレシピーーカフェスローものがたり」



2011年5月に、カフェスローは、満10周年を迎えました。しかし、その年の3月11日に起きた東日本大震災によりカフェスロー10周年を祝う記念のイベントなどは自粛せざるを得ませんでした。「311」は、カフェスローの存続も含め今後に関わる大きな影響を与えるものでした。

そこで、この10年の歩みを検証しながらも、ポスト311をカフェスローとしてどう展開していけばよいかを模索する日々の中から、これまでの歩みを整理し、これからのスローカフェムーブメントの可能性を探る冊子にまとめてみようと考えておりました。

そしてこの度、カフェスロー11年の機会に、「しあわせcafeのレシピーーカフェスローものがたり」と題し、兄弟会社のゆっくり堂の編集協力を得て、自然食通信社から発刊することになりました。


ゆっくり堂webサイト内に、「はじめに」を掲載いたしました。お時間あれば、ご笑読頂ければ幸いです。
こちら

■ネット販売:ナマケモノ倶楽部のサイト こちら
 店頭でも販売中。

■カフェスローブログ内紹介 こちら
 『しあわせCAFEのレシピ〜カフェスローものがたり〜』

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『しあわせcafeのレシピ〜カフェスローものがたり〜』
吉岡淳/高橋真樹編著
A5判・180ページ本体価格1500円+税
2012年5月22日 発売

『しあわせcafeのレシピ〜カフェスローものがたり〜』
その「安心」は、オーガニックだから?
その「おいしい」はフェアトレードだから?

世界を変える、小さなカフェの秘密。
東京・国分寺にあるコミュニティカフェ、カフェスローには、きょうもそれぞれの思いを携えて人々が集う。
10周年を迎えた新しくて懐かしいカフェのこれまで、そしてこれから。

[もくじ]から一部抜粋
◆いま、ローカルの時代へ―仕事とコミュニティをつなぐ/吉岡淳(カフェスロー)
★PART1カフェスロー・おいしさの秘密
◆プロローグ・暗闇カフェへようこそ/穴澤雄介(音楽家)
◆レシピ2・食べることは、生きること
料理はコミュニケーション/安田花織(料理人)
カフェスローのお米をつくっています!/高橋保廣(玄米さわのはな作り手)
「生きるエネルギー」を皿の上に盛りたい/新納平太(カフェスロー)
◆レシピ3・カフェスローの経験を活かして
食べることを通して、ぼくらは世界とつながっている/前田寛(cafeひとつむぎオーナー)
インドやスリランカから直接スパイスを仕入れたい/清川孝男(風土屋オーナー)
一つ一つに時間をかける。それが大事なんだ/戸沢竜也(NPOインフォメーションセンター)

★PART2地域をつくる、世界とつながる
◆レシピ4・ローカルな暮らしから届けたい
都会の人と農村とのつながりをつくる/神澤則夫(NPO法人トージバ事務局)
楽しい経験を家に持ち帰ってほしい/一鷏讐(アチパン)
あたりまえにいろんな人が暮らせる町をつくりたい/カフェぶらぶら(北海道)
◆レシピ5・未来をつくるのは子どもたち
コミュニティーの中で育つ「子ども」と「カフェスロー」/深津高子(こどものつうやく)
お母さんからお母さんへ伝えていくこと/内田淳子(自然育児友の会代表理事)
親子が一緒に楽しめる場をつくりたい/SAYOKO(音楽家)
◆レシピ6・世界の人々とつながる、広げる
それはナマケモノ倶楽部からはじまった/馬場直子(ナマケモノ倶楽部事務局長)
「いい物だから買ってください」ではダメなんです/今村志保(カフェスロー)
恋も南米の暮らしも応援する、フェアトレード/藤岡亜美(スローウォーターカフェ代表)

◆スローカフェ・ムーブメントの10年/吉岡淳
など

「国分寺をスローシティに」を目指して

5月下旬、35回目の韓国・北朝鮮(内3回が北朝鮮)への旅に出た。

今回の旅の目的は、イタリア発祥のチッタスロー(スローシティ)に認定されている韓国のスローシティを訪問し、日本での展開方法を探ること。幸運にも今年3月、チッタスロー発祥の地、オルビエートをピースボート乗船区間中に訪問する機会を得た。ローマとフィレンンツェの中間に位置するその町は小高い台地の上にあり、中世の佇まいをほぼそのまま残す小都市。人口2万人前後で、「世界で一番旨い白ワインの産地で、これまた世界で最も美しいファサードをもつカテドラルがある」と住民が自慢するほど素敵な町である。

チッタスローになるには、スローフードが確立されていて、伝統的な町並みや伝統産業が残っているなど50以上の細かな条件を満たさなければならない。現在アジアでチッタスローに登録されているのは韓国の7自治体のみである。今回は百済発祥の地・全羅道にあるタミャンとシナンを訪問した。  

タミャンは、韓国伝統の木造平屋建て家屋が数多く立ち並び、それを石積みの塀が取り囲む美しい町並みが残されている。
竹の産地としても有名で竹製品が伝統産業である。そこに、韓国女性を妻に持つドイツ人のビンドリムさんが経営する蜜蝋工場とショップがあり、韓国女性環境ネットワークの活動拠点にもなっている。伝統的な家屋の中には、日本統治下に建てられた日本の建築様式を取り入れた韓国家屋も残っていて、興味深い。


シナンは、韓国で唯一残る完全天日干し製法による塩の産地である。韓国の西南海岸に位置するその地域は、ラムサール条約の指定地やユネスコの自然保護区に取り囲まれた自然環境に恵まれた地域である。ここで生産されている塩は、世界で最もミネラルや酵素の含有量が豊富で、その塩をウインドファームが輸入販売している。
また、塩博物館や塩サナトリウム、塩レストランがすでにあり、NPO法人インフォメーションセンターとの提携による牧場が今年完成し、ホースセラピーやホーストレッキングもできる、新しいコミニュテイ創りが現在進められている。  


この二つのスローシティは、311後の世界のコミ二ュテイ・モデルとして期待を集めている。また、国分寺市で昨年から始まり、カフェスローも積極的に関わっている地域つながりを盛り立てるお祭り「国分寺再発見ーぶんぶんうぉーく」の到達目標の一つとして、「スローシティ」を目指す試みが今年から行われる。

なお、日本全体のスローシティの取り組みは、「スローフードな人生」の著者で知られている島村菜津さんと吉岡が中心になってこのムーブメントを展開する準備を進めている。その候補地のひとつが日本海に浮かぶ人口350人の島「粟島」。来年オープンを目指すスローカフェの準備の一環として、今年の夏、カフェスローは実験的に粟島にカフェを出店する予定。      

カフェスロー 吉岡淳



おたずね・小型のグランドピアノ 

2001年9.11の出来事をきっかけに世界の100人の芸術家たちが、平和をテーマに作品を寄せ、それが100枚の素敵なポスターになって世界巡回が行われてきました。その最後を飾る10周年の平和ポスター展が、今月9月6日からカフェスローギャラリーおよび店内で開催されました。

そのポスター展呼びかけの世話人でもある、ジャズボーカリストの鈴木重子さんと、世界的に有名な瞑想のピアニスト、ウォン・ウィンツァンさんのジョイント・ライブが10日の夜に開催され、大盛況のうちに終了しました。100枚の個性的なポスターがギャラリーをはみ出し、店内の壁という壁に所狭しと展示されている風景は圧巻でした。

さて一つお願いです。
ライブのとき、ご存知の方も多くいらっしゃるかと思われますがあのカフェスローのアップライトのピアノでウォンさんに演奏していただいたのですが、内心ひやひやものでした。専属の調律師がなんとか鑑賞に絶えうる音色を奏でられるようにと奮闘してくれたので何とか無事終了できた次第です。カフェスローで何度も演奏して下さっているピアニストの重松壮一郎さんは先日こういっていた。「あのピアノを引いているウォンさんなんて想像できない」と。ライブ終了後、筆を選ばないウォンさんからも、さすがに「次回にカフェスローで演奏するときは、グランドピアノだったら嬉しいね」と一言ささやかれ、心臓がドキーでした。

振り返ってみると、カフェスローオープンのとき、府中の友人から寄贈されたこのピアノは、ジャズピアニストの遠藤律子さん、ブルースシンガーの新井英一さん、前出の重松壮一郎さんたちをはじめ、数多くのミュージシャンたちに使ってもらい、そして今回ほぼ寿命を迎えようとする直前にウォンさんにも奏でてもらい、果報者ですね。

というわけで、僕としてはそろそろピアノを小型のグランドピアノに替えたいのですが、いまの経営状態ではとても買えそうにありません。
そこで、あつかましいお願いですが、皆さんのお宅等で置き場に困っている小型のグランドピアノがあれば是非ご一報ください。カフェスローではライブを行うといっても店内にはそこまで広いスペースはありませんが、小型のグランドピアノならば置けるかな。。。との期待を胸に抱きつつ・・・

吉報を待っています。

カフェスロー 吉岡



国分寺再発見「ぶんぶんうぉーく」開催します。

カフェスローの吉岡です。長文お許しください。

シルバーウィークの9/17-25の9日間ぶち抜きで、国分寺の町おこしイベント「ぶんぶんウォーク」を開催中です。
カフェスローが3年前に府中から国分寺に移転してきたとき、地元の商店会から大歓迎を受け感動ものでした。なにせ府中では地域からは?マークでしたから。以来何とか地域に貢献できる手立てがないか思案してきましたが、やっと今回その実を結ぶことができることになりました。以下その経緯と内容のご紹介、参加のお誘いです。

昨年の生物多様性を記念した「生きもの会議」の開催を記念し馬車の試験走行をやりましたが、国分寺で本格的な馬車の運行ができないかをインフォメーションセンターの寄田さんと検討してきました。それと平行して地元の若者たちと国分寺のコミュニティの活性化のためのイベントの可能性を相談してきました。去年末に最初の会合に集まったのは、僕を含めてたったの4人。そこからそれぞれがさまざまなジャンルの仲間を集め、毎月一回の会合を積み重ね、先月の最終実行委員会では50人を超えるメンバーになり、実に壮観でした。

カフェや飲食店、パン屋、不動産業、設計士、教員、学生、公園管理者、新聞配達業、プレイパーク業、自治会メンバー、画廊店主などなど、さまざまなジャンルの国分寺大好き人間が集まり、地域の活性化につながることならなんでもやろうとどんどんふくらみ、数えてみて驚いたことに最終的に60を超えるイベントやプロジェクトがラインナップされました。

目玉イベントだけでも、観光馬車の運行、ギャラリーウォーク、スタンプラリー、お宝発見ゲーム、国分寺いまむかし写真展、ピクニックランチイベンと野外カフェ出店、地元農産物市、さらには参加店が逸品を出し合う「逸品ウォーク」やクラフトビレッジ、階段アート展、隣人祭り、講演会、音楽ライブイベントなど。
詳しくは、HPhttp://bunbunwalk.com
twitterは@bunbunwalk

言いだしっぺの僕もどれくらいの人が集まるか半信半疑でしたが、地域の老若男女が和気会い合いとこのイベントに参画してきた様をみて驚きを禁じえず、久しぶりにすごい手ごたえでした。この様子をみて行政も無視できず、共催を申し入れてきたほど。なにせ9日間ぶっ通しのイベントは国分寺では前代未聞。

なおこれに関わる経費は独立採算を原則とし、手作りに徹して足りないところを企業協賛金でまかなう実行委員会方式で進めています。
17日の初日から市民の反応は上々で、大きな関心を持って迎えられ、ほっとしている。メディアも多彩に取り上げてくれています。

ぶんぶんウォーク期間中、カフェスローが関係するイベントは次のとおり。

観光馬車の運行 (8人乗り) 9/23-25
平和ポスター展         ~9/19
オープニング・ライブ 地元のミュージシャン多数 9/17の夜
暗闇カフェ 演出人:松谷冬太さん 9/23 <是非皆さんもご参加を!>
野外カフェの出店 武蔵国分寺公園 9/23
国分寺産野菜を使った特製ランチメニューの提供 9/17-25
フィナーレ・イベント <誰でも大集合> 9/25の夜 一人2000円

特に観光馬車の人気は凄まじく、お鷹の道周辺を巡るコースの乗車券は、3日間とも発売開始2時間で完売。当日は武蔵国分寺公園の周辺を巡るコースのみ可能。(1回500円)
この事業実績をもとに、来年からの定期観光馬車運行を進めており、すでにカフェスロー近くの農家から厩舎の受け入れを快諾いただいたので、近くその建設を進めることになっている。近隣の自治体からも観光馬車の運行を要望する声が届けられており、311後のコミュニティのあり方に一つのモデルを提案することになり、これからの進展が期待されるところです


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 ぶんぶんうぉーく
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●主催:ぶんぶんウォーク実行委員会(委員長 吉岡)
       国分寺市東元町2-20-10   カフェスロー内
●共催:国分寺市観光協会 協力:都立武蔵国分寺公園ほか


暗闇カフェの再開

震災の影響で、しばらく休止をしていた「暗闇カフェ」。 4月22日から再開しました。

この日はちようど大型連休の 谷間の金曜日のせいで、お客さんは少なかったけれど、ソウルシンガーの松谷冬太さんの心に染み渡る声とギターの音色に酔いしれました。

開演直前にビッグニュースが流れた。政府による要請ですべての浜岡原発の運転を、安全が確認されるまで停止させるというもの。福島第一原発の事故が収束しない今、 東海沖を震源とする大規模地震が30年以内に確実に起こることが予想されているとき、浜岡原発の停止命令は遅きに失した感は否めないものの、心配事が一つ減ったことは朗報ですね。

中部電力がこの要請を速やかに受け入れてくれることを願って、暗闇カフェ終演後みんなでささやかながら乾杯。つい先日も、西伊豆の町からまん前に見える浜岡原発を眺めながら早期の停止を願ったばかりで、 一刻も早い運転停止を切望したい。


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「暗闇カフェ」毎週金曜日開催 こちら

人口350人の島にスローカフェが計画中



新潟県と山形県の県境の沖合いに、人口350人の漁村島がある。手つかずの自然が残る貴重な島、粟島。

元々は上杉藩の領地で、軍馬を飼っていたらしい。その種が絶えて 久しいが、この島を311震災後の新しい自治体モデルにする計画が進行している。電力の自給と脱車社会を目指している。

人口のうちおよそ80%が高齢者で、島にある小中学校の生徒は12 名。典型的な限界集落島である。周囲5キロの島には、たった2つの集落しかない。水田は皆無で、漁業と野菜栽培、それに夏シーズンに釣りや海水浴で訪れる観光客相手の民宿が主な産業。

すでにこの島には住民以外の者は車を持ち込めない。フェリーか水中翼船でしか入れない。不思議なことに、中越地震と今回の東日本地震で島が二度も隆起。隆起した地面が海岸線に沿ってくっきりと白い線を描いていて一目瞭然。


さて、新潟県が推進する新しいモデル自治体の一つとして、島将来の柱は馬のある暮らしの復活とスマートグリッドの導入による自然エネルギーでの自給である。

今年の5月には早速3頭の馬が導入され、コミュニティ馬車の運行やホース・トレッキングやホース・セラピーなどが計画されている。さらに村役場から、島の玄関である港に島の特産品の直売所を兼ねた 「カフェ」の設営を依頼され、4月中旬にNPOインフォメーションセンター代表の寄田勝彦さんと一緒に粟島を訪問した。直売所を兼ねたカフェは、来年度予算で実施される。島では竹が自生しており、竹と藁を使った自然素材のカフェを検討してみたい。

元気な高齢者中心の島に、最新のエネルギーシステムと馬の有る暮らし。 確かに、これからのコミュニティのモデルの一つとして大いに期待が持てそうで、偶然の一致か、カフェスローに何度も来ていた若者一家族がスローカフェができることとは露知らず、埼玉県から今年島に移住してきた。

新しい粟島の歴史がいま始まろうとしている。                       



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